1. 結婚相談所に関する誤解
「結婚相談所には変な人しかいない」という風説があります。
ほかにも「売れ残りの集まり」とか「訳アリの人が多い」とか、ネガティブなイメージが先行している人もいるかもしれませんが、
結論から言うと、これはまったくの嘘です。
なぜこのような誤解が生まれたか。理由はいくつか考えられますが、
- 15年以上前の結婚相談所のイメージを引きずっている
- 「婚活で遭遇したやばい人」系のネット記事の印象が一人歩きしている
といったあたりが妥当かなと思います。
いわゆる「やばい人」「変な人」ネタの記事はバズりやすいので、SNSや情報サイト上に次々投稿されています。
よく目に入るので、結婚相談所にはそんな人ばかりいるという印象がついてしまったのかも。
2. 結婚相談所の会員層
現実に結婚相談所の検索画面を見てもらえれば一目瞭然なのですが、結婚相談所を利用している人というのは、わかりやすく言えば、「その辺の街中で見かけるようなごく普通の人たち」です。
職業も年代もさまざま。
ただ、その辺の人たちと違うのは、結婚相談所に登録されているのは、真剣に結婚したいと思い、出会いを求めている人だということです。
参考までに、結婚相談所連盟IBJの場合のデータをいくつかご紹介します。
★データ引用元は >>IBJ「数字でIBJチェック!」
年齢層
上のグラフは男女合わせたデータで、35~39歳が最多、次いで30~34歳が多くなっています。
ちなみに男女別にすると、男性のボリュームゾーンは35~44歳、女性のボリュームゾーンは30 ~39歳です。
男性会員の年収
結婚相談所は、入会費や会費等でそれなりにお金がかかります。
また、入会後も年収による検索でフィルタリングされるということが知られているため、比較的に世間の平均より高年収の男性が多く登録されている印象です。
年収の高い男性と結婚したい女性にとっては、そういう男性とも出会えるチャンスが広がっている場所です。
3. 相談所を利用する人々の本音と目的
結婚相談所に登録している人たちは、安くはないお金を払い、独身証明書などの公的書類をわざわざ準備して入会されています。
つまり、それだけ結婚に対する本気度が高いということ。
また、
- 結婚相談所の多くはサポートが充実している
- カウンセラー(仲人)が間に入ってお見合い調整や交際のサポートをする
- 結婚に向けた共通のルールのなかで出会う場である
ということから、
- 結婚目的以外の人(遊びやビジネス目的)が入ってこられない
- 異性との交際に不慣れな人(裏を返せば浮気しない誠実な人)が多い
ということも言えます。
結婚相談所に入った理由(当社の会員さんの例)
当結婚相談所では、入会前に無料カウンセリングをおこない、結婚を考えるようになったきっかけや、結婚相談所を利用しようと思った理由をお尋ねします。
その時一番よく聞く理由が
「日常生活で出会いがないから」
です。
- 人間関係がわりと固定化されていて、職場や趣味や友人関係でも新しい出会いはほとんどない。
- 出会いがあったとしても、セクハラだなんだと言われたくないし、気軽に声をかけられない。
- そんな状態で、真面目に仕事をこなしているうちに気づけば今の年齢になってしまった。
- このままでは一生独身かもしれない。それは嫌だ。アプリは怖いから、安心できる結婚相談所で結婚相談所相手を探したい。
かなりざっくりとまとめましたが、こういう経緯で結婚相談所の門をくぐられる方が本当に多いのです。
つまり、自然に生きていたら自然と結婚相手とめぐりあえるような世の中ではなくなってしまったということ。
だからこそ、ごく普通の、社会的に自立していて、さまざまな能力や魅力を備えた方々が、結婚相手を求めて結婚相談所なり婚活サービスなりを使うようになっているということです。
まとめ:結婚相談所は社会の縮図
以上、「結婚相談所には変な人しかいない」という噂は真実ではない、ということをお伝えしてきました。
結婚相談所は社会の縮図です。ほんとうにいろいろな人がいます。
そして結婚相談所は、システム的に言っても、結婚したい人が結婚相手に出会える可能性を大幅に上げてくれるサービスです。
「どうせ変な人しかいないんでしょ」と疑って遠ざけるのは簡単ですが、ご自身に結婚したいという気持ちがあるなら、まずはこの場に参加してみてください。
もちろん、なかには一風変わった人も、ハンデを背負った人も、めちゃくちゃなエリートも、いろいろな人がいます。
プロフィールを見て、あるいは会ってみて、この人は自分に合わないなと思ったら断って次の出会いに向かえばいいだけのこと。
それだけの多様な人がいて、みんなが結婚相手を見つけようと頑張っている。それが結婚相談所だと思っていただけると幸いです。
ネガティブなイメージに惑わされないで、ご自身のために一歩動いてみてくださいね。
一気に世界が開けますよ(^.^)