お見合いでは、お相手は99%初対面の方です。

(100%じゃないのは、たまに以前から知り合いで、お見合いで出会い直すケースがあるからです。)

初対面の方と会っていきなり1時間話しましょうと言われたら、どう感じますか?

多くの方は少なからず緊張してしまったり、会話がしづらいと感じると思います。

私もその中の一人です。

 

お見合いの会話で沈黙が怖いと感じる

 

お見合いで初対面の相手と二人きりで話すと、

ついついしゃべり過ぎてしまうという方、とくに男性に多いです。

 

なぜそうなってしまうのかというと、

沈黙がとても耐えられないからです。

 

このお見合いのために用意した話題は尽きたというのにまだ30分しかたってない・・・

お相手もなんだかソワソワしているような・・・

沈黙が耳にしみる・・・

 

想像しただけでいたたまれないですよね(+_+)

 

でも、覚えていてください。

実を言うと、その「沈黙」こそ必要な事だったのです。

 

お見合いには沈黙の時間も必要

どういう事かというと、沈黙を悪い方ばかりに捉えず、

会話の「間」と考えてみてはどうでしょうか。

 

会話がスムーズにいく秘訣として、

「テンポ」と「間」のバランスが重要になってきます。

 

初対面だとついつい話過ぎてしまうのは、

間(沈黙)が無く、テンポが速くなりがちだからなんです。

そうなると、焦って余計なことまで言ってしまって、

お相手の表情が曇り、

なんとかしなきゃとさらに焦る、という悪循環になることも・・・。

 

そうならないために、ちょっと間を作ってみましょう。

そう、皆さんが嫌う「沈黙」です

でも、沈黙を沈黙と考えずに、一息入れる「間」だと思って下さい。

 

上手な「間」って?

たとえば、お相手が何かを話し終えたあと、まずはあなたの話を受けとめましたよと、反応を返しますよね。
たとえば、

「確かに、そうですね」

「それは楽しそうですね」「良いですね」

「そうだったんですか、知らなかったです」

などなど、肯定する反応ですね。

 

その後、すぐに自分の考えや質問を返すのではなく、2,3秒ほど間をおいて、

お相手の話を頭の中で反すうするんです。

「間」の時は、きょろきょろしたりせず、ゆったり堂々としていてくださいね。

 

会話にほどよい間が生まれると、

「この人は、ちゃんと話を聞いてくれているんだ」

と、こんな風にも思ってもらえるんですよ。

 

沈黙の時間も心地よい人になろう

本当にコミュニケーションの上手な人って、沈黙なしに話し続けられる人ではなく、

沈黙の時間もなんだか心地良いな~と感じさせてしまう人のことだと思います。

 

「沈黙の時間も苦痛じゃない。不思議と心地良い」

そんな人、周りにいませんか?

 

そういう人は、沈黙を怖がらず、堂々としています

焦りや不安がほかの人に伝わるように、落ち着きや楽しそうな雰囲気も、しっかり伝わります。

 

お見合い中、沈黙の時間が訪れたら、試してみてほしいことがあります。

沈黙の時間、お相手が不安そうにカップをもったり、視線が落ち着かなかったりしていたら、

あえて相手の顔を見て、ほほえんであげてください

あなたとのこの時間を楽しんでいますよ~と、心と表情で伝えてください。

 

そう、沈黙が怖いのは、お相手も一緒

そんな時、笑顔で安心をあげられる人は、男女問わず人気が高いですよ。

 

初対面でも沈黙を恐れず、

沈黙を味方につけて、コミュニケーション上手になりましょう!