今回も前回に引き続き、結婚相談所の婚活でモテる人がやっていることについて書きたいと思います。
今日は主に男性向けのテーマです。
女性の仕事を大切にできる男性は婚活でモテる!
結婚後も仕事を続けたい女性がほとんどになっている
20年ほど前までは、
結婚したら女性は専業主婦になるのが普通の世の中でした。
しかし、現代は共働きがあたりまえ。
結婚相談所で婚活されている女性は、8割以上の方が結婚後も仕事を続けたいと思っています。
特に、「今の職場が好き。今の職場で働き続けたい」という方が多いのも印象的。
だからこそ、男性も婚活をするなら、そのつもりで挑まねばなりません。
女性の仕事を思いやれる姿勢は、成婚への必須条件になっています。
※もちろん、すべての女性が仕事を続けたいわけではなく、結婚後は家庭や子育てを優先したいという女性もいます。
大切なのは、「こうだろう」と決めてかかるのではなく、お相手の考えをしっかりと聞くことです。
30代女性の仕事熱心な姿勢は、将来への不安の表れでもある?
「もしも、万が一。
結婚をきっかけに自分が仕事をやめてしまったとして、
将来パートナーがリストラにあったり、離婚することになったら?」
結婚を前にした女性は、心のどこかで、こんな不安な気持ちを持ち合わせています。
「だから、自分の今の仕事を簡単に捨てられない。
子どもは授かりたいが、
落ち着いたらできるだけ早く社会復帰したい。」
そんな女性の切実な思いがあります。
これも不安定な今の社会を映しているのかもしれません。
また、そんな深刻な理由ではなくとも、
- 仕事を通じて自己実現したい
- 今取り組んでいることを投げ出したくない
- 今の職場の環境が好き
- 社会との接点をなくしてずっと家にいるのもつまらないし、働けるときは働いて、
できるだけ社会に関わり続けたい
と思う気持ちも自然なことでしょう。
結婚したら男性が仕事をしやすい環境に女性が合わせるというのは、もう完全に過去の話。
女性の仕事への男性側の理解と協力がとても重要です。
女性の仕事を尊重するって、具体的に何をすればいい?
パートナーの仕事を理解し協力するのが大事なのはわかったけど、じゃあ具体的に何をすればいいの?
と思うかもしれません。
ここではわかりやすく、2つに分けて紹介します。
1、住む場所で協力
結婚と仕事の兼ね合いを考える時、ネックになるのが、お二人の現在の職場が離れている場合です。
通勤が可能な程度であれば、お互いに同じくらいか、少し女性の職場に近いくらいの場所に新居を構えるというのもひとつの方法です。
通勤できないくらい離れている(他県とか)の場合、上記の方法は難しいので、
例えばどちらかが今の仕事の働き方を変えられるか(転勤やテレワーク等)も含めて、方法を考える必要があります。
それも簡単なことではないでしょうから、どちらも結婚後今の仕事を続けたいお二人の場合は、
交際の早い段階から住む場所についてしっかり話し合っておくべきです。
2、家事・育児の協力
女性が結婚後に仕事を続けるうえでネックとなるもう一つが、家事・育児の負担です。
女性も外で働くなら、家事はそれぞれが同じくらいに負担するのが当たり前。
もし苦手なことがあるなら、今のうちから練習しておきましょう。
また、出産の役割は女性にしか担えませんから、育児は男の方が頑張るくらいの気持ちでいましょう。
また、女性の実家のサポートを受けられるようであれば、実家の近くに新居を構えるというのもひとつの方法です。
男性が仕事を理解し、尊重してくれたことが結婚の決め手になったケース
以前、当結婚相談所で成婚されたカップルの話をします。
男性は、もともと大牟田で仕事をしていました。
従来の感覚なら、結婚したら大牟田に来てほしい、こちらでできる仕事に変えてほしいと伝えたかもしれません。
しかし、女性の働く場所は博多。
それを聞いた男性は、お見合いの時点で、
「もし結婚できることになったら、大牟田と博多の間に住もう」と提案しました。
この一言が、女性がこの人と結婚しようと決断する決め手になったそうです。
お見合いが終わって女性から電話をもらったんですが、
「間に住もうって言ってくれたんです!」と嬉しそうに声を弾ませておられたのが印象的でした。
成婚退会の時のアンケートでもそのことを書かれていたので、女性にとってその言葉がよほど嬉しかったようです。
仕事を頑張る女性のために、パートナーになる男性ができること
「結婚するなら、今の仕事を諦めないといけないかもしれない」
これは現状、男性にはない、女性特有の悩みとなっています。
この場で男女平等といった話をする気はありませんが、
でも、男性も女性も仕事を頑張っていて、今の仕事に誇りややりがいを感じているなら、
パートナーの女性が仕事を諦めなければならないような状況にさせないことが、
男性としての思いやりであり、必要な配慮だと思います。
いまはいろいろな働き方がある時代です。
結婚相談所で出会った女性が仕事を頑張っている人だとしたら、
自分はどういう形でサポートできるだろうか、協力できるだろうか。
ということを考えてみると、
男性としても、ご自身の婚活市場での強みがまたひとつ増えるかもしれませんよ(^.^)