「いい男がいない」と嘆く女性に見えていないこと

いい男不足。
婚活女性はよく口にします。

いい男とはどんな男でしょうか。

自分に優しい、自分の事を考えてくれる、自分に合わせてくれる。
自分にとって都合の良い男=いい男、でしょうか。

そんな男性いるかどうかはさておき、
じつはご自身にとって「いい男」だったかもしれないのに、みすみす見逃してしまっていた、
なんてことがあるかもしれません。

今回は、お見合いで男性を見る際、良い男性を見逃さないためにぜひ心にとめておいてほしいことをお伝えします。

男性を見る目に自信がない、友人から「見る目ないな~」と言われる女性はとくに、最後まで読んでみてくださいね。

 

お見合い時の印象では、「ないな」と思った。けれど…

お見合いでご自身にとってのいい男を見逃さないために大切なこと、それは、

「決めつけない。心の余裕をもって見る」

ということです。

 

以前、お見合い後の女性会員様から次のようなご報告がありました。

「私の話を聞くより自分の話ばかり。自分が好きな男性なんだと思います。
趣味も聞いていたら合わないかなと思いました」

ところがその男性からは交際希望が来ていたので、女性はびっくり。
とりあえず、一度食事に行ってみたらとアドバイスすると、女性は受け入れられ、
交際に発展しました。

後日、1回目のデートの感想では、

「お見合いのときよりもリラックスして話せたし、実はお互いマラソン好きなことがわかって盛り上がりました。
次も会ってみます。あのとき断らなくてよかった」とのこと。

 

女性の受け取りと、男性の真意

さて、ここで問題です。

さきほどのお見合いでの一幕、自分の話ばかりする男性に対し、女性が受け取った印象は
「自分が好きな人、私には興味ない」でしたが、

男性側の真意と一致していたと思いますか?

 

この男性は明らかに女性慣れしていないと思います。

そういう女性慣れしていない人は、お見合いのような緊張する場面で
自分の事ばかり話してしまう傾向があります。
お相手に気に入られようとするあまり、自慢ともとられるような自分語りをしてしまっているのを端々で感じました。

 

ここで女性側にわかってほしいのは、先もお伝えしましたが、
「自分の話ばかりしているから、
趣味が合わなさそうだから、
話しがかみ合わなかったから、結婚相手では無い」と決めつけるのは早すぎませんかということです。

逆に考えると、初めてお見合いした方が、
「私の話したいことをぜんぶ聞いてくれたから、
趣味がばっちりあったから、
話しが全てかみ合ったから、結婚相手だ」と決めることができますか?

これは極論ですが、いずれにせよ、
たった1時間やそこらのお見合いで、お相手のことやこれからの将来像が全て分かるなんてありえません。

だからお見合いの席で一生懸命だったなら、誠実さを感じられたなら
多少会話下手でもよしとして、もう一度会ってみてください

(逆に言うと、いくら話し上手でエスコート上手でも、
人を馬鹿にしたような態度やモラハラを醸し出していたら、避けた方が良いかもしれません。)

 

当結婚相談所の会員さんたちを見ていても、
第一印象ではこの人どうなのという感想だったけど、交際を重ね、お相手のことを知っていくたびに印象がよくなり、結婚に至ったケースは山ほどあります。

 

結婚まで時間がかかる人=決めつけ、思いこみが強い人

結婚までどうしても時間がかかってしまう人の傾向として、
少しのことから勝手にいろんなことを決めつけ、わかった気になってしまう方が多いです。

「会話中よそ見してつまらなそうだった」=「態度わるい、私に興味ないんだ」

「3回連続でいまいちなお見合いだった」=「結婚相談所で相手なんて見つかるわけない」

本当に、そうでしょうか?

 

よそ見ばかりしているように見えたのは、一生懸命話題を探しているときの無意識の動作だったかもしれません。

お見合い14連続で交際につながらなかったけど、15回目のお見合いですごく意気投合する方と出会い、成婚された人もいます。

 

もう少し心のゆとりを持って、いろいろな可能性を見てください。

「自分はその時こう感じたけど、もしかしたらそれがすべてじゃないかもしれないな」
と考える事が出来れば、必ず今の自分から抜け出せます。

「もうちょっと向き合ってみよう」

「今の自分には見えていないことがあるのかも」

そう前向きな姿勢で向き合うことが、幸せな結婚のカギです。
結婚するまでだけじゃない、結婚してからも大切な考え方ですよ(^.^)/